歌は歌わない

僕は流行の歌の歌詞なんかに自分をあてはめてたりなんてしないけどbyポルノグラフティ（うろ憶え）漫画の作画している時は暇なのでよく聴きます。

聴いているのはほとんど流行ってる邦楽です。雑食でなんでも聴きます。音というよりも歌詞を聴くのが好きです。なので洋楽は何を言っているのかがワカラナイので聴きません。

なんでこんな話をしているのかというと、今度６月２０日発売の『ease』（宙出版）という雑誌に載る、読み切りのP24の漫画をずっと描いていたからです。『ease』は好きな作家さんがたくさんいて、依頼が来た時とても嬉しかったです。おもしろい雑誌ですよ。よろしくお願いします。TOPでは発売日近くになってから告知した方がいいのでしょうか？ちょっとタイミングがわかりませんが…

最近聴いてて腰が砕けたのはオレンジレンジの『papa』という曲です。
わりと最近までダパンプと区別ができませんでしたが、コレでやっと憶えました。
あとスチャダラの『惚れたぜharajuku』

特別この歌唄いが好き！って事が普通の人より少ない私ですが、ふいに昔の矢野顕子のカセットテープが出てきてはまってました。矢野さんお気に入りのJpopを『矢野節』で歌い上げ、全曲オレ歌にしてしまったアルバム。素晴らしい…

その中で、なんの曲かはワカラナイんですが、少年と『フジオさん』と呼ばれている浮浪者がひょんな事からマブダチになる変な曲があるのですが、泣けます。
少年の『フジオさん』の描写がすごくひどいんですが、泣けます。

ダシの効いた感じのニットキャップがお似合いな人、フジオさん
煮染めたみたいなTシャツ着てたフジオさん
あげく、『フジオ』という名前すらあだ名で本名は最後まで出てきません。
泣けます。

少年：『テトラポットの途切れた所の三畳くらいの空き地の側で、そんな所でフジオさんは死んでいた。こんな所で一体フジオさんは最後に誰に会いたかったのだろうか？』

それは三ヶ月前、少年と出会った最初の場所なのでした。