花泥棒

昨日の夕方頃
身なりの整った懐中時計を持っていそうな属性の
役所勤め風の40代くらいのおじさんが
桜を枝ごと抱えて歩いてるのを観てぎょっとしたんだけれど
よく観たら花屋の紙に包まれていたので
ああ、最近の花屋さんでは桜も売ってるんだった。と安心した
「お父さんと一緒にお風呂に入りたくない」と言われたショックで暴れたのかと
一瞬想像して遊んでしまった


『花泥棒には罪は無い』という言葉が私は大嫌いだ
なんか反省するフリして肯定してるあざとさがどうも性格的に許せない
「確かに花を盗んだ事は悪いと思っているよ?でも…でもさ、君が先に盗んだんじゃないか…僕の心を」
とでも言いたいのだろうカリオストロ
といつも思う


ところで写真は昨日公園から拝借してきた木蓮です
香りが部屋中に充満しています
おかげで今朝は変な夢を観ました
書きませんが


仙台では今日やっと桜が満開…と思ったら
まるで見計らったかのような雨です
でも別に悪い事じゃない